院内処方の3つのメリットについて
当院は、開院以来「院内処方」を継続しています。
ここでは、なぜ、当院が院内薬局をしているかを説明いたします。
院内処方と院外処方の違いや院内処方のメリットは、当院の薬剤部の紹介にも記載されていますが以下があげられます。
デメリットは薬剤師の人件費や調剤関連機器のコスト、在庫リスクやスペースの確保、薬価差益の低下や消費税の増加などがあげられます。
院内処方のメリットは主に患者様にあり、デメリットは病院にあるとも言えます。
院外処方のメリットは充分な説明と服薬指導が受けられることとされていますが、これも薬剤師の常駐する病院の院内処方ではあてはまりません。3つのメリットについて個々に説明していきます。

『院内処方』と『院外処方』の医療費の違いについて
耳鼻咽喉科の代表的な疾患である副鼻腔炎とめまいを例にあげました。
いずれの場合も、院内処方の方が、医療費が抑えられているのが分かると思います。
[ 処方内容 ]
エリスロシン錠
:
細菌のタンパク質合成を阻害し細菌の増殖を抑えることで抗菌作用をあらわすお薬
ビオフェルミンR
:
腸内に乳酸菌を補うことで腸内環境を整え、下痢、便秘、腹部膨満などの消化器症状を改善するお薬
ムコダイン錠
:
鼻の粘膜を修復、正常化させることにより、痰(たん)のからみや鼻づまりをやわらげるお薬
| 項目 | 院内処方 | 院外処方 |
| 処方箋料・ 処方料 |
¥420 |
¥600 |
| 調剤料(内服) | ¥110 |
¥1,480 |
| 調剤料(外用) | ||
| 調剤技術 基本料 |
¥140 |
|
| 調剤基本料(I) | ¥450 |
|
| 薬剤情報 提供料 |
¥100 |
|
| 服薬管理 指導料 |
¥450 |
|
| 手帳記載加算 | ¥30 |
|
| 後発医療品 調剤体制加算1 |
¥210 |
|
| 合計 | ¥800 |
¥3,190 |
| 3割負担 | ¥240 |
¥990 |
[ 処方内容 ]
ドラマミン錠
:
嘔吐を起こさせる脳の中枢の働きをおさえ、めまいや吐き気をおさえるお薬
アデホスコーワ顆粒
:
血液の流れをよくし、メニエル病や内耳障害によるめまいを改善するお薬
メチコバール錠
:
傷ついた末梢神経を修復するお薬
メリスロン錠
:
耳の中や脳の血液の流れをよくするお薬
| 項目 | 院内処方 | 院外処方 |
| 処方箋料・ 処方料 |
¥420 |
¥600 |
| 調剤料(内服) | ¥110 |
¥1,480 |
| 調剤料(外用) | ||
| 調剤技術 基本料 |
¥140 |
|
| 調剤基本料(I) | ¥450 |
|
| 薬剤情報 提供料 |
¥100 |
|
| 服薬管理 指導料 |
¥450 |
|
| 手帳記載加算 | ¥30 |
|
| 後発医療品 調剤体制加算1 |
¥210 |
|
| 合計 | ¥800 |
¥3,190 |
| 3割負担 | ¥240 |
¥960 |
院内薬局は、診察を受けた病院やクリニックでお薬を用意し、
その場で患者様にお渡しする方法です。
当院の院内処方での流れ
※電子カルテシステムを採用しているので、会計作業と院内薬局の調剤作業が同時に行われます。基本的にはお薬が用意できた後に会計になるので、会計終了後すぐにお薬を受け取ることができます
同じ院内処方でも薬剤師がいる場合といない場合では、サービスの質が異なります。 当院のように薬剤師が在籍している院内薬局では、医師・薬剤師のダブルチェックによって重複投薬や調剤ミスの防止、過去に他の医療機関から処方されたお薬や飲み合わせの確認を行うので、お薬の安全性がしっかり担保されます。(医師が書いたカルテをオンラインで、薬剤師も見ることができます) 疑義照会(処方箋の誤りや疑問点がある場合に医師に確認すること)があった場合でも同じ院内なので、同じカルテを閲覧しながら対応が可能です。 また、必要に応じて、薬剤師による服薬指導がありますので、お薬について十分な説明ができます。

院内薬局は患者様にとってのメリットが
非常に多いということが分かります。
これが、当院が開院以来院内薬局を続けている理由です。